餅茶の淹れ方について

こちらのページではプーアル茶などの茶葉が緊圧されているお茶（餅茶）の淹れ方をご紹介しています。

対象となるお茶

• 普洱古樹生茶 "HIKARI"
• 普洱古樹生茶 "UKIYO"
• 雲南古樹白茶 "YUZUTSU"

 

その他のお茶の淹れ方

中国茶

• 雲南古樹白茶 "HANAE"
• 普洱古樹紅茶 "AKARI"
• 普洱古樹熟茶 "YOIYOI"

 

台湾茶

• 梨山高山茶 "HANAGASUMI"
• 杉林渓高山茶 "KUMOMI"
• 阿里山高山茶（金萱） "TSUKIYO"
• 凍頂烏龍茶 "HINATA"
• 蜜香烏龍茶 "YAYOI"
• 木柵鉄観音 "SHOSHA"
• 東方美人 "RENBO"

 

BASIC INFO

• 茶葉の量：湯の量に対して4%（例：100mlの急須に対して、4gの茶葉）
• 湯温：100℃（沸騰水）
• 浸出時間：約5〜10秒

※10煎目以降も、美味しく淹れることができます。

用意する茶器

• 急須もしくは蓋碗
• 茶海
• 茶杯

 

急須	蓋碗
茶杯	茶海

使用する水について

• 浄水器に通した水
• もしくは、ミネラルウォーター（軟水）

※水道水を使用する場合は、必ず活性炭フィルター付きの浄水器を用い、水中の塩素を除去してください。

 

餅茶の崩し方

　

プーアル茶を崩す場合は、プーアル茶専用の削刀か、先が尖った千枚通しなどをお使い頂くと簡単に崩すことができます。

上の写真のように中心の窪みから外側に剣先を差し込み、茶葉を上に剥がすようにします。

出来るだけ茶葉を折ることなく剥がしてあげる感覚で崩してあげることがポイントとなります。

淹れ方

以下の動画は、中国茶器の蓋碗（がいわん）を使用し、お茶を淹れたものです。

一見難しそうに見えますが、コツを掴むと使いやすく、お手入れも楽なのでおすすめです。

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IDLE MOMENT_official(@idle_moment_official)がシェアした投稿 - 2020年 2月月3日午前7時25分PST

1. 茶器を温める

• 茶葉を入れずに、使用する茶器（急須もしくは蓋碗）に沸騰したお湯を入れしっかりと茶器を温めます。
• また茶杯（湯呑み）も同時に温めておきます。

 

※中国茶を美味しく淹れるコツは温度の高い湯を利用することです。
※お茶を淹れる前に、茶器を温めておくことも大切です。

 

2. 茶葉の入った急須(蓋碗)へお湯を入れ、洗茶を2回する

洗茶時間：〜5秒

※茶器を温めていた湯を捨て、用意していた茶葉を入れ、沸騰した湯を注ぎ込み、5秒後に湯を捨てます。 さらに、この作業(洗茶)をもう一度繰り返します。

　

洗茶について ※洗茶は「洗うお茶」と書きますが、お茶を洗う目的ではなく、しっかりと茶葉を開かせ、香りを引き立たせることが目的となります。

　

3. 浸出

• 浸出時間：5~10秒

※浸出は、上記の時間を目安に行ってください。
※この方法で、10煎目以降も美味しく淹れることができます。

 

茶葉の量計算   実用量100mlの茶器の場合：4g ※100ml × 4% = 4g 実用量90mlの茶器の場合：3.6g ※90ml × 4% = 3.6g ※茶葉の量は湯の量に対して4%を基準としますが、お好みで量を調整(3.5%〜5%)することができます。

 

4. 淹れたお茶を茶海へ

• 淹れたお茶を茶海へ入れます。
• 茶海の容量が十分であれば一煎目と二煎目を一緒にして飲まれると味のバランスが整います。
• 最後に、茶海から茶杯へお茶を移します。

 

以上の淹れ方は、あくまでも標準的な目安となります。
お好みで湯量、茶葉の量、浸出時間を調整してみることもおすすめです。